2006-01-01から1ヶ月間の記事一覧

蟻の兵隊(レビューではありません)

池谷薫さんというドキュメンタリー映画の監督さんがいます。 わたしはテレビで「延安の娘」という作品を観て知りました。「延安の娘」は中国の下放政策が生んだ矛盾を、一人の女性の存在を通して描いた力作でした。次回作「蟻の兵隊」がこのほど完成し、半年…

やりたいことと、できることと、求められることと

やりたいことはたくさんあるのに、じっくり取り組む時間がありません。とにかく今は求められて書かねばならないことを書いて送るだけで精一杯の日々。 わたしにできることは、能力的にも、時間的にも、限られています。書きたいと思うことを納得のいくように…

だし昆布の活用法

今日は原稿書きのかたわら昆布豆を煮ました。いつもは「家庭画報」のレシピで作るのですが、それだと昆布がぐじゅぐじゅになってしまってきれいじゃないので、ふじっこの昆布豆みたいにするにはどうしたらいいんだろうと思ってググってみたら、いろいろ引っ…

いちご大福

月ちゃんご紹介のblogで発見。今度作ってみたいと思います。 ■いちご大福の作り方■(10〜12個分)【材料】 いちご 10〜12個 白あん 300g 白玉粉 100g 砂糖 100g 水 180g 片栗粉 適量【作り方】 1. いちごのヘタを取り、白あんで包む。いちごの先っぽは包まな…

読売新聞関西版

新聞社のサイトはすぐにリンクがなくなっちゃうので、こちらにコピーしておこう。 「尊厳死」立法宗教界は・・・ 国内アンケート 「弱者に配慮」慎重姿勢 末期がんなどで助かる見込みのない患者が、自らの意思で延命措置を拒否できる「尊厳死」の法制化へ向…

2005年の反省&2006年の抱負バトン

id:sherleyさんからいただきました。年末年始、ゆっくり考える暇もなく仕事ばかりしていたので、これを機会に考えてみたいと思います。sherleyさん、どうもありがとう。☆2005年いちばんの「頑張った」いちばんといえば、「尊厳死」というこれまでまったく未…

幸福について

幸福は常に断片として立ち現れる。――『幸福論』春日武彦著 織田作之助の短編『道』を評して、「世界の構造」を垣間見たという実感と、世界と和解するという予感とが混ざった感覚で、おそらく幸福と言い換えても良いものではなかったかと思うのである。 世界…

おせち

大皿その1は、ぶりの照り焼、黒豆、数の子、田作り、酢れんこん、なます。 ぶりは漬け込みから、数の子も塩抜きから。今年は黒豆はやわらかすぎると飽きるので少し歯ごたえを残して火をとめた。田作りはかなり時間をかけてタレを煮詰めた。短気を起こすと失…

待つことと、費やした時間が消化されること。

おせち料理は一つずつに時間がかかる。たとえば数の子の塩抜きに数時間。その数時間、放っておいてもいいわけではなく、ちょっとずつ気にかけて時々水をかえてやる。水をかえる時に、襞から浮いてきた筋皮を指で取り除く。漬け込みダレは、一度沸かして冷ま…