酢味噌

 酢味噌は、うどだけでなく、いろんな材料に使えるので、見出しを別にしておきまする。

 正式なつくり方はわたし、よく知らないんですけど、自己流で、お酢と味噌と砂糖とみりんを混ぜ混ぜしてます。お酢は、バルサミコ以外ならなんでもいいんじゃないでしょうか。うちでは米酢を使ってます。砂糖は案外多めです。じゃないと甘みが効きません。

 だいたいですが、お酢2、味噌2、砂糖3、みりん1、ぐらいの割合じゃないでしょか。まあとにかく、このぐらいかな〜と思う分量で混ぜ混ぜしてみてくださいよ。混ぜたら舐めてみて、ちょっと違うぞ〜と思ったら、足りないものを足せばよいのです。いろいろ足しているうちにどんどん増えてしまったとしても、しかたない、そのときには余った分を捨てたっていいんです。あら、もったいない? なら、ちょっと面倒くさいけど(ね、だから面倒くさい人は捨てちゃっていいんですよ)余った分をちっちゃなタッパーか何かにとって冷蔵庫でとっておきましょう。残った酢味噌は次の日には使い切ります。じゃないと、酢が飛んじゃって美味しくないからね。

 うどはだいたい1本単位で売られております。ということは、残った酢味噌を次の日もまたうどでいただこうと思っても、もはや冷蔵庫にうどは残っていないということになりがちだということです。そこで酢味噌のバリエーション。

 ニラとアサリ(←わたしはアサリが嫌いなもので絶対につくらないのですが、母がよくつくっておりましたの。この取り合わせの場合はやや味噌を多めにして硬くするのがコツっぽい)、ホタルイカ、菜の花(ああ、これも春ですね〜)、冬瓜(短冊に切ってさっと湯がきます)、たけのこ(春もたけなわとなったらこれでいきましょう)、セロリとか、わかめもいけちゃいます。