支援費などについて

 介護保険の仕組みや支援費制度などについて調べていて、ふと思う。これらは経済学の問題なのか? 社会学の問題なのか? あるいは、マクロ経済問題なのか? 家計簿レベルの問題なのか?

 家計簿のことならわかりやすい。けれど、家計簿の中に問題を落としこんでわかったつもりになっても、解決はしない。社会学の視点から考えれば、何をどうすればよいのかは比較的簡単に浮かび上がってくる。けど、これだけでもやっぱり国の制度としては立ち行かなくなっちゃうんだろう。

 社会的資源としての金のことを考えなければ、サステイナブルな制度にはならない。そぉ〜んなことなら理屈じゃわかっている。いるが、社会的資源としての金となると、わたしのお財布を何万倍してどうのこうのという問題じゃなくって、だいたい本質的に家計簿を拡大しただけでは解けない問題なのだろうよ。はてさて、わたしのお財布と国家予算の間の断絶はいったい何に起因するのか。マクロなんてお手上げさ。

 もしかしてこれは、『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』に通ずる問題なのだろうか。。。

さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学
山田 真哉
光文社 (2005/02/16)
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ISBN:4334032915