038:いやな気分の整理学
いやな気分の整理学―論理療法のすすめ (生活人新書 258)
posted with amazlet at 08.07.30
これはわりと使えます。完全にハウツー本です。即効性あり。ただし、期待を誤らないように。「いやな気分」ってやつの対症療法なのであって、いやな気分が湧いてこなくなるわけではないということ。
冒頭、自分の感じた気分を分類するってところから始まるわけですが、すでにここで、相当、いやな気分が消えていきます。っていうのは、わたしだけかな? とわかったので、たぶん、わたしは自分の感情に呑みこまれないように気をつけるだけで、だいぶ事態が変わるのだろう、と。仕事で読んだ(というか、読まされた)わけだけども、ちょっとタメになって得した気分。