042:筆談ホステス
筆談ホステス | |
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トレンディネットの連載「ブック最前線」最終回で取り上げた本を2冊。
筆談で接客というのは考えてみればなかなか艶っぽくていいかもしれない。なんて思っちゃうのはオバサンだからで、著者の斉藤里恵さんはまだ25歳と若いから、若いなりの感性で筆談ホステスをしている。かっこつけたりしない、そこがいいです。
気が強い子だな、でもかわいいな。ぐれたときもあったみたいだけど、基本的に健全な人。こういう人なら、読者も素直に応援したい気持ちになります。ありがちな障害克服ストーリーとはひと味違ったところが良かったです。