044：ベイジン 下
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腐敗と偽装がもたらす恐ろしさ ハゲタカをも凌ぐ秀作 コン・パッション！（情熱を込めて） 経済誌ってめったに読まないですから、NHKで「ハゲタカ」のドラマを観なかったら、真山仁という作家を知る機会もなかったと思います。たまたま「ハゲタカ」の一挙再放送ってときに観て、大森南朋がもうカッコよくてハマりまして、原作も読まねばなるまいと、「ハゲタカ」と「バイアウト」を読んだのでした。なかなかなのでした。で、ベイジン、北京です。オリンピックだしな、読まねばなるまいよ、と読みましたの。
『ハゲタカ』『バイアウト』より、断然良かった、面白かった！ すごい！ 真山仁、進化してます。
簡単に言っちゃうと、中国に原発を建設するというので日本の技術者が協力する、っていうプロジェクトX風のお話です。読んでいる間じゅう、先が気になって仕方ないくせに、読み終わってしまえばこの物語も終わってしまうのだと思うと、惜しくてならず。。。(笑) こういうの、ハマる人はハマると思います。わたしは単純なので大ハマリでした。
