115:生命とは何か
生命とは何か―物理的にみた生細胞 (岩波文庫) | |
Erwin Schr¨odinger 岡 小天 鎮目 恭夫 岩波書店 2008-05-16 売り上げランキング : 3587 おすすめ平均 画期的な本 シュレーディンガーの壮大なる思考実験 理論物理屋・シュレディンガーの『地頭力』が遺憾なく発揮された名著 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
福岡伸一さんが著書で何度もシュレディンガーのこの本について触れていたので、読んでみました。物理学者が生物学のことを考えてみた、そして分子生物学の基礎となる考えを示した、という理解でよろしいのでしょうか。今や生物学の基礎の基礎という内容らしいです。文系頭のわたしには、これさえ難しかった。しかし難しいながらも、なんかスゴイぞってことはわかった。なんというか論理の方向性がきれいに整理されている。クリアです。そして講演録だからかもしれないけれど、非常にシンプルな構成で人にそれを伝える。名著と呼ばれているわけの一端がわかった気がします。