013:棋士の魂
棋士の魂~将棋インタビュー傑作選 (宝島社文庫) | |
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竜王戦から始まった極私的将棋ブーム、まだ続いております。ついこないだも、自分専用にマグネット将棋盤の最高級バージョンを買ってしまいました(笑)。
10年ぐらい前に出た別冊宝島のインタビュー部分を再編集した文庫本です。棋士萌えのわたしにはたまりませんでした。羽生名人とか、渡辺竜王とか、まぁそうだろうな、というラインナップの中に、藤井システムの藤井猛さんや、三浦弘之さんなんかも混じっております。たまりません。もーほんとにたまりません。余談ですが、三浦さんの自宅へインタビューに同行したメンツに「編集者Iさん」とあって、ああ、あのIさん……としばし、思い出に耽りました。わたしも別冊宝島の取材でIさんといっしょに大阪へ出張したことがありました。美味しい神戸牛のステーキを食べながらのインタビューでした。Iさん、その後しばらくがんの闘病をしていましたが、一昨年だったでしょうか、亡くなられました。
話戻って、元本の別冊宝島には戦法解説とかも載ってるらしい。読みてぇ〜! でも、昔の別冊宝島は、すでに宝島社にも原本がほとんど残っていないようなのです。わたしが書いた記事が文庫化される際も原本がないので印刷所へ入稿したときのデータを当時の編集者が保存していて、それをもとに校正しました。んでも、ダメ元で今度、ベッタカの担当編集者に頼んでみよう。ない?って聞いてみよう。
なんで将棋本だとこんなに早く読めてしまうのか自分でも不思議なんですが、この本は3時間ぐらいで読了。日曜日でした。頭が空っぽになってすがすがしいです。休むと決めた日はこれから将棋本を読むのがよいかも。