106:幕末志士の「政治力」

幕末志士の「政治力」-国家救済のヒントを探る (祥伝社新書143) (祥伝社新書)
幕末志士の「政治力」-国家救済のヒントを探る (祥伝社新書143) (祥伝社新書)瀧澤 中

祥伝社 2009-01-30
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 中心は、龍馬と西郷隆盛です。篤姫で冒頭一章を割いているのは読者へのサービスか。
 龍馬、やっぱり人気のある理由がわかる気がしました。さっきも書きましたがそのうち司馬遼太郎を読んでみようと思います。今朝、そういえばBS-hiの「わたしの一冊」で須藤元気が『竜馬がいく』を挙げていました。スゴイ奴だったんだな。
 この本には、幕末の志士に比べていまの政治家は……みたいな話もちょこちょこと出てきます。持ち上げられているのが小泉純一郎と武部、それから岸信介。岸は今の政治家ってわけじゃないけど、戦後自民ですから、江戸に比べればやはり「今」なんだろう。けなされてるのが小沢一郎麻生太郎。小泉の持ち上げぶりにやや違和感あり。